コロナ問題、アメリカの大学🏫

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9月からアメリカに留学していた息子が急遽帰ってきたのは3月半ば。コロナの感染者がお隣のオハイオ州で10万人を超えたため学校が2日間閉鎖してしまった😢

二日後にはオンライン授業💻に切り替わり、4月末までこの状態が続くという大学の発表があったのでそれであれば日本🗾に帰ってオンライン授業すれば良いかと思い、我が家は息子を帰国させることにした🛫

もともと2月下旬、中国から始まったコロナウイルス、日本にも波及し混乱していた3月、アメリカは余裕に構えていた。息子に”日本は大変なことになってるね、こっちはあまりニュースになってないよ” といっていたのも束の間、日本政府が学校の休校の要請を発表した2週間後いよいよアメリカにも非常事態宣言が出されてしまった💦

 

そして6週間経ち。。。

 

一年生の後半残りの6週間を日本でのオンライン授業💻に切り替わることになり、4月の30日には最終試験も無事終えた。

もともとアメリカは5月から夏休みが始まる(実に夏休みが4ヶ月もある)

 

アメリカ生活は満喫できなかったのは残念だけれど、この6週間、アカデミック的な質と量をみてみると’もしかしたら、遠隔、オンラインラーニングでもできてしまうのか’と、思われるほど充実していた😀

 

息子はコンピューター・サイエンスを専攻しており、また、アメリカの大学は大変とは聞いていたし現地にいる時から深夜まで図書館で勉強していることが常だった。

 

日本では朝、8時🕗から机に向かい12時🕛に寝るまで基本机に向かっている。教養過程でダンス💃を取っていたから我が家の大きな鏡のある部屋でダンスを練習して録画して提出したりもしていた。

4月半ばからの2週間は最終試験になるのでかなり必死な状態だった💦ご飯は適当に食べて猛勉強。数学、物理、コンピューターサイエンス系のテストは2時間から3時間のテストをPCで行っていた💻画面を覗くと世界中に散らばったクラスメイトの真剣な顔が映し出され、教授の姿も画面越しに見えるのでそれなりの緊張感が漂ってきていた。

 

夕方6時とか7時スタートの試験だったので時差もさほど気にならない😉

 

さすがアメリカは全授業のオンラインへの切り替えが2日でできてしまった。

 

息子の高校時代の友人も日本に帰国しているけれど、英国やオランダの大学に行った友人たちは授業もなく課題だけ与えられただけとか、暇を持て余している様子だったのを比べると、アメリカの高い学費一部返金してもらえますか、などと言えるような状態ではない。

 

寮を出てしまったのでその一部は返金されたが学費の減額の発表はいまだにない。でもここまで充実した教育ならば文句は言えないかな、と思う😀

 

ただ、世界中の仲間との交流、憧れたアメリカ生活、ダンスクラブ、リアルでアメリカのダイナミックな生活が送れないのは残念😢

 

学生生活の醍醐味は良き仲間との思い出✨どんなに頑張って勉強しても内容は全て忘れてしまうもの。ましてや即社会にでてにどれだけ役立つかはわからない。(多分あまり役に立たない😅)

 

大人になる過程で必要な、友だちとの触れ合い。失ってからその大切さに子供達自身も気付かされたのかな、とポジティブに考え直した方がいい👍そうであればあコロナは大事な気づきを与えてくれた。

『男らしさ🚹』『女らしさ🚺』について

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今日娘たちが話していた。ある日学校で男の先生が家庭の問題で泣いていた😥とのことだ。

生徒にも分かってしまうほど放課後に瞼を赤くして泣いていたという。

数日後には学校🏫を長く休んでしまうほどだった。急きょ代理の先生の授業になった。

何やら奥さんとの離婚問題で泣いてるらしいとの噂がたったけれど本当のところはわからない😌

私は生徒ほったらかして、その理由のために何週間も出てこない先生に呆れて出てしまって思わず言った一言がこれです。

 

”えー、その先生男の先生でしょ、男の先生が家庭の問題を学校に持ち込んで泣くわけ❔

 

娘たち二人から猛攻撃を受けた👊

 

”ママの感覚おかしくない❓変だよ”

”なんで男だから泣いちゃいけないわけ❔男とか女関係ないでしょう❔

 

”だからなんだよ、日本の社会は❕男🚹は泣くなって言ってるから男の人は自分の感情を上手く出せない。これこそが問題なんだよ。” ”悪いのはそういうレッテルを貼る日本🗾の社会とママみたいな人たち”

 

”男🚺も女🚺も感情表現出すのは自然なこと”

 

もしかしたら本当にまずいことをいってしまったかもと反省しながら、調べてみることに💻 これは厚生労働省警察庁がまとめた平成30年の資料だ。

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/H30/H30_jisatunojoukyou.pdf

 

2019年の全国の自殺者数は9年連続減のマイナス̠で、初めて2万人を下回ったが1998年以降先進7カ国の中で日本🗾は最多のトップを走っている。

その69、4%は男性🚹の自殺。自殺の原因で多いのは健康問題、その次に経済・生活問題、そして勤務問題などあるが自殺の多くはどれか一つに問題があるのではなく、健康を害せば働けなくなり経済苦に陥るなどいろんな原因が重なって自殺に陥るようだ。

 

ある批評家によると、日本の自殺者の大半が男性なのは日本社会が男性は強くあるべきだという偏見を持っているからだという。これもジェンダー(社会的に作られた性)の問題である、と😌

 

男性は強くあれ、との社会の風潮があるがために男性自身も弱いという事を認められない、友達に弱音を吐いたり、愚痴も言えない。

 

”この荷物🧳重いから男性諸君に持ってもらおう”、

 

”男だったら泣くな”と

”男ならそのくらい我慢できるだろう”

 

これらのことはあまりに広く日本社会🗾に浸透しているから気が付かないかもしれない。

大いに反省して男性へのこのような偏見はしないようにしたいと、同時に娘たちや今の若い世代の子供達の考えがとても素敵に思えた✨やはり正しいと思える😀

 

ついでにもう一つ告白すると数ヶ月前に似たような失言をしてしまった😅

 

娘が部屋の片付けをしないで散らかし放題にしていたので

”ひどいね、これ女の子🚺の部屋に見えないね”

 ❔

”じゃ、お兄ちゃん👨の部屋がこんな状態だったら何も言わないわけ多分叱っていないだろうね” 

 

これも女性に対する偏見でしょう。大いに反省しています。^^;

 

子供から学ぶ大事なこと、多いですね。

 

そして、何より少しでも自殺者が少なくなることを祈ります🌟

娘と始めるスイーツ🍩作り

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私はスイーツ🍪が大好きなわけでもなく、お料理🍳もお菓子作りも全般的に得意な方ではない。雑な性格をしているからいつも急いで帰宅して💦、どさっと買い物してササ、パパッとその日の料理を30分くらいで作る方。

 

そんなわけなので子供達のお母さんたちが美味しそうなお菓子を子供と週末楽しんで作っているのをSNSにアップしていると羨ましくなってしまう😌私もそんなお母さんであってあげていれば子供にとっては自慢のお母さんなんだろう。

 

昔、娘たちが小学校低学年の時だったか、美味しいお菓子🍪をご馳走してくれた友人宅から帰って来て言った言葉”まま、私あの家の子供になりたいくらい。。とっても美味しかった。子供にとっての楽しい思い出は家庭料理なんだ💡

 

では私もやってみるか。今からでも遅くはない❕

 

やってみればそんなに難しい話ではない。人生とっかかりが大事なんだ。

コロナ問題で時間ができた中で挑戦してみようか👍

 

そこで今回は私のコンプレックス克服の為、親友Cちゃんが主催しているお菓子教室🍩に次女👧と行って来た。

メニューはアップルパイ🍎とチョコレートブラウニー🍫。

 

人生で一度も経験した事のないパイ生地作り。

大好きなアップルパイが自分でいよいよ作れる😀

19歳の時にNYに留学して初めて食べたアップルパイ。

そして娘👧と作るお菓子。

 

これだったらもう自分たちで作れるね、と2日後の昨日もう一度作ってみた。

何事も復習しないと学習したことをすぐ忘れてしまう。私はできるだけ習ったことは2、3日以内に復習する習慣をつけている👍

少し、ヘンテコな形になってしまったけれど上達していくのだろうか😅

 

コロナ問題で学校🏫が閉鎖されても子供と一緒に学ぶことはいくつもある。

比較的時間🕑の余裕ができた今、タイ料理、インド料理、お饅頭作りにも親子で挑戦したい。馴染みのある、日本食や中華料理と違ってやはりとっかかりはお教室が良い😉

少人数の教室であればコロナの問題も心配ない。

 

そして何より娘にとって良い思い出✨として残ってくれるのかな。いつかお母さんになる娘が子供と楽しく菓子作りしている光景がすでに思い浮かぶ。

 

『人生は思い出作り』これも義理母の口癖であった😀

 

 

 

※今回は恵比寿にある友人のお教室で、定員2名までの少人数制。

1人5000円でした💰

先生は日英バイリンガルの元キャビンアテンダントなので、英語でお菓子作りを学べます✨

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オンライン授業💻の意外な効果

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コロナウイルスの影響で全国のほとんどの学校🏫が閉鎖されて一週間経つ。テレビ📺ではその効果が裏目に出たことが報道され始めてきた。学校に行かない代わりに渋谷の街🏙をウロついたり、密閉性の高いカラオケ🎤に通う中高生。授業がなくて暇を持て余しているような様子を見ると主体性のない学生と自分でやることが明確にわかっていて勉強✐できる学生と両極端に分かれる。

 

我が家の長女👩はインターナショナルスクール生活2年を残し、大学受験への追い込みに入っている。長女からしたら自分の受験科目に、より多くの時間⌚を投入できて好都合だと言っている。朝ごはんを食べるとカバン👜に教材を詰め込んで人気のないカフェ☕に行き夕方に帰ってくる生活をしている。雨の日☔は家で勉強して雨が止むと気分転換にカフェに行っている。もともと体育とか倫理とか興味の無い科目や受験に不必要な授業があると仮病を使ってサボっている長女からしたら、コロナ騒動で逆に自分のペースがつかめて極めて時間を有効に使っているようだ👍

 

次女👧は中学3年生。日本の個々の学校の事情はわからないが次女の学校では早くもオンライン授業💻を開始している。もともと8年ほど前からIpadでの学習があったり(IPADが世にでてきて1−2年後に全ての生徒にIPADが配られた)、日常的な先生からのプリント配布、宿題の提出、質問等もPC💻から行う。もちろん学校や担任の先生から親への連絡事項もツイッターFacebook、メールでのやりとりがほぼ100%定着しており、紙は教科書とノート📔だけだったから今回のオンライン授業への対応もスムーズに移行できているのに驚いた😲

次女は明日も通常通り朝の8:30⌚から授業がスタートする。物理2時間、国語2時間、地理2時間合計6時間の授業で通常通り3:30に終わる予定だそう。だからママとランチ🍽に外に食べに行けないの、ごめんね、と言われてしまった😅

科目によっては先生とビデオチャット🎦で授業が行われる。ビデオチャットでない授業もある。時間になると先生からその日の授業の内容が知らされ、講義を受け、課題は24時間以内という期限を守るルールになっている。

何故24時間以内かというと、当然この非常事態な状況の中、各家庭では通常通りの時間にPCに向かえない事情もある。それ以前に物理的に学校の教室にいるわけでないので、学校側としても強制的にコントロールすることは不可能な状態だ。だから明日の8:30の国語の時間に必ず各自着席💺してスタンバイしておきなさい、という拘束は不可能なのだ。

私も最初は学校の方針に懐疑的だったし不安もあった😒そもそも出欠という概念がない状態でサボろうと思えばいくらでもサボれる。先生にも親にも監視👀されていない状態でオンライン授業💻は機能するのだろうか❔

 

話は変わるが今日、知人と在宅勤務🏠の話題になった。

知人によると在宅勤務になって本当に仕事している人としていない人がより鮮明になるだろう、との事。実際会社に行ってもデスクに座っているだけでネットしたりして怠けている人は5万といる。会社に行くというだけで仕事をやった気になってる人も在宅勤務になったら成果を出しているのか出していないのかが一目瞭然👀になってしまう。

 

実はまさしく学校でも同じことが言えるのではないかと思う。現に、次女👩にオンライン授業💻の感想を聞いてみたところ意外な反応が帰って来た😉

 

”オンライン授業では学校の教室よりも実は先生にもっと見られている気がする。何故かって課題提出すると先生は私の課題の中身をチェックすれば授業を受けたかどうか、家で本当に勉強しているかどうかなんて簡単にわかる。” 

”それに通常の学校🏫では先生一人に対して大勢の生徒だけどオンラインでは一対一で向き合ってるから。先生は基本私一人に向き合ってるからよりきめ細かく見てくれる気がする” 

ビデオチャット🎦での授業にしても先生は通常の授業のように大勢の生徒相手にできない。少ない数の生徒でないとビデオチャットはやりにくい” 

確かに、、、私も2−3人でスカイプ会議したりしたことはあるが10人とのスカイプ会議は想像すらできない。そう、少人数でなければ成り立ちにくいのでは❔

 

確かに学校で先生の授業をぼーっと聞いてるだけでも学校に行けば勉強した気にはなってしまう。

在宅勤務の会社員も、在宅のオンライン学校の生徒もやる人はやる、やってる人の成果がより可視化されてくる。逆説的ですが実はそうなのかもしれない😉

 

今回のコロナウイウス騒動が将来の会社🏢や学校🏫のあるべき姿への転換期になるのだろうか❔ぜひなってほしいと思う☆彡

結局やらない人、できない人が脱落して行き、逆にやる気と情熱🔥がある人、そしてできる人はさらなる成果を出せる✨そして何より会社や学校からの時間と場所の制約を受けずに自由という最高のものが手に入る❕素晴らしいことではありませんか❕



スパルタ教育 続編 (他人のお子さん👨)

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私の知り合いで教育ママはいる。息子さん👨は数学ではピカイチ✨の能力を持つ。都内の有名塾に通い同級生の数年先まで進んでいる学力を持つからアメリカであれば飛び級していただろう。でもその他の科目は苦手なようだ。他の科目、科学とか、生物、歴史とかはカンニングしてるそう。親はそれを知らないから息子がいい成績をとっているものばかりと思っているそうだ。数学がそれほど飛び抜けているのなら大したもの。それはそれで素晴らしいのではないか、と思う😀

 

けれど、その子は親からかなり結果を求められて教育されているようだ。だから子供は嘘に嘘を重ねて勉強しているフリをしているようだ✐宿題も友達のを写し、テストまで写している状態。勉強に関してやる気が無い、ただ親が怖い😖からやってるだけだと言う。

 

親が結果を求めるようなプレッシャーはかけて良いのか。

 

東大生🏫のほどんどの親は教育ママではないようだ。でも教育に無関心でなく、かえって教育熱心だけれど質が違う。子供が受験に落ちた時、合格した時、勉強に行き詰まった時にうまい具合に道筋をつけている。

 

私の子供たちの父親も東大を出ている。義理父が小学校中学年から中学校卒業までの成績を手作りのグラフ📊にして作成してくれたのを見たことがある。それでも勉強しなさいとは一言も言わなかったそうだ。加えて、義理母に ”勉強しなさいなんて周りから言われてるようじゃダメよね”とも言われた。

 

その義理母がいつも言っていたことがある。

 

”人間には得手不得手がある、それが何かを見極めるのは父親ではなくて母親の役割。その得手不得手が何かは子供を観察👀していれば自然にわかるもの。そしてそれは小学校中学年くらいに見えてくる。母親の役目は得意なところをそっとうまーく導くこと、それは父親にはできない”

 

そして3人の孫に会えば挨拶がわりにいつも言われていた。

 

”賢そうな長男くん👦、長女ちゃん👩も賢そうだわー、みんな賢くていい子だわー、将来が楽しみだわ。”

 

今思えばこれ以上のキラー褒め言葉✨はないかもしれない。

 

結果を求めるとプレッシャーになる。結果を求めなければモチベーションになる。そこだけ踏まえれば、あとはそれぞれの家庭で教育ママ、パパでも良いのではないかな。結果を求めずにモチベーションをあげ続ける方法は叱らずに済むし、親もポジティブになれますね👍

スパルタ教育 続編(長女の音楽🎶)

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私の長女は音楽家になる教育を受けさせたわけでもないけれど4才の時にバイオリン🎻を習わせた。これには面白い出来事があった😀3才の時にハワイ🌴のホテルのプールで寝転んでいたところ、あるアメリカ人の恰幅の良い女性が私のところにやって来た。

 

アメリカ人女性 ”貴方があの子のお母さん❔”

私 ”はい、そうですが、何か❔”

 

アメリカ人女性 ”さっきお嬢さんとお話ししたんだけれえどまるで昔の自分を見てる気がしたの。一つお願いがあるの。この子に楽器を与えてほしい。この子に良い影響与えるし、きっと将来私のように成功する人生になるから✨”

 

その出来事もあったけれど私も兄弟もピアノ🎹、バイオリン🎻、チェロを習って育って来たから当然楽器は習わせてあげようと思っていた。

 

私の子供三人はスパルタではなく緩い感じでバイオリン🎻を始めるようになった。順調にバイオリンを習い続けているうちにバイオリンの先生(今でも名のある交響楽団コンサートマスターを勤めるような素晴らしい音楽家)から電話がかかって来た📞

 

”お母さん、もうこれ以上バイオリン続けても意味がありません。長女ちゃん、正しい音が認識できないのでこれ以上教えても意味がありません。バイオリン🎻は中断してもいいからピアノ🎹を習わせてください。バイオリンという楽器は自分で音を探さなければいけないけれど、弦に”ここはドここはレなどと印なんて付いていません。自分でドがどこなのか探さなければいけません。それにはピアノ🎹で音を認識できます。絶対音感を養わないといけません”

 

確かにバイオリン🎻はたった4つの弦で半音ごとに異なる53の音律がある。弦や弓の使い方次第ではあらゆる情緒豊かなを表現を可能にして人間の声に一番近いと言われている。ピアノ🎹は88の鍵盤に200本以上の弦がある。人間が聞き取ることのできる7オクターブで表現豊かに音を奏でることができる🎵

 

先生の指導の通り、ピアノ🎹を始めることになり、でも娘は既に10才くらいになっていました👧

 

ちょうどその頃娘は周りの友達の影響でフルートも習い始めたいと言い出した。

 

そこで私と長女のバトルが始まる⚡

 

娘の言い分は”フルートで頑張って行きたいのでバイオリン🎻は辞めたい。バイオリンはもう、そんなにやる気がないの😢”

 

私 ”フルートをやってもいいから今の時点では先生の言われるようにピアノ🎹中心で、バイオリン🎻も引き続き練習する。ピアノとバイオリンを辞めるならフルートはやらせませんよ、フルートは後から自分でやってもいいんじゃないの❔ バイオリンとピアノはもっとも難しい楽器、だから今鍛える価値があるんだよ👍”

 

バイオリンとピアノはもっとも難しい楽器、だから今やれ、という私の一言に火がついたようだ。”フルートを馬鹿にしてる”ママは音楽というものを分かっていない、フルートがどれだけ美しい楽器がそもそも何も分かっていないのに言わないでくれ😒”

 

一年くらいこの口論⚡は続いたのだろうか、辞めたいバイオリンを私は辞めさせなかった。

物分かりのいい”あなたの好きにしなさい”なんて言う態度にはなれなかった。知り合いでカナダで活躍しているサックス奏者や、オペラ歌手に聞いてもピアノ🎹は音大試験には必須な楽器。全ての基本になる楽器ということ😉そしてバイオリンは難しい楽器。フルートとは比較にならない。

 

長いバトルの末、どうなったか。

今ではフルートを触りもしなくなりしまった状態に、7年経った今ではピアノのおかげで音程を完璧に学びバイオリンは勉強の合間に毎日数時間弾くようになった🎶

 

ハワイ🌴で出会ったどこの方とも知れないアメリカ人女性との不思議な出会いをいつも思い出し感謝の気持ちいっぱいになる😀

娘にとってバイオリンもピアノも人生の最大の友人のようになって娘は今18さい。

 

成功するかどうかは別にして楽器のない娘の人生は想像できないほど彼女の人生を豊かにしていることは側から見ていても実感する👍

 

PS: すっかり有名になった中国系アメリカ人のタイガーマザー のMs. Chuaの教育方針ではバイオリンとピアノ以外の楽器は習わせなかった。、一理あるかもしれない。。。。

スパルタ教育・続編 (次女のフランス語教育)

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 私は決して教育ママという意識はない。周りのお母さんでもっとすごい人がいるから自分は普通に子供が有意義な学校やお稽古を通りして自分の道を切り拓いて行ってくれればいいというくらい。私を教育ママというならもっと教育ママに値する人は5万といる。

 

ただ、子供とバトルしたことが2度ほどある🥊

 

1度目は次女を英国系のインターからフランスの学校🏫(東京国際フランス学園 lycée français international de Tokyo   リセ、と呼ぶ)に編入させた時。次女はまだ10才だったので彼女の許可も得ないで勝手に入学の申し込みに行ってしまった。実は次女が3才の時にリセに入れたかったけれど当時は親がフランス語を話せないとだめ、という敷居の高い学校だった。その後、東日本大震災が起き、フランス人がごっそり本国に帰ってしまうという事態に。丁度フランスの学校も規模を大きくして移転したばかり。生徒の空きの穴埋めのつもり程度だったのだろう、フランス語力ゼロの次女を校長が親切にもうけいれてくれた😀そして親切にも特別クラスを設けてくれて個人レッスンを毎日してくれた。リセには感謝しかない😄

 

一から学ぶフランス語は次女に相当こたえたよう💦結局卒業するまで2年間在籍し、期待通りフランス語をほぼ流暢にマスターしてしまった👍

 

私にとってはまさに時の運のおかげで満足の結果✨

それでも次女はまだ恨み辛みを言ってくる😂”フランス語という単語も聞きたくない、私はママを恨んでいるから、あの時、教室に座ってた1分は私にとって1時間くらいに感じたんんだから” 確かに、学校行き始めの3ヶ月は兄弟が寝静まってから号泣していた思い出がある😭私が抱っこして大丈夫だよ。そのうち慣れるよ、と慰めても”ママはどうして私だけ憎いの?どうしてお兄ちゃんとお姉ちゃんにはそうしないで私だけ嫌いなの?”

そんな日々が数ヶ月続いた。

 

無理もない。3才から7年も一緒だった友達と別れて言葉も通じない学校に突然強制的に連れていかれるなんて地獄だったのだろう。しかも幼い頃から大人びた考え方をするフランス人の子供たちの中に入っていくのは相当なカルチャーショックだっただろうに😵

あまりにも泣くわが子を見てかわいそうだな、と何度も思った。昔の学校の親からも”かわいそうなことするよね”という噂話も聞こえてくる。

 

今現在でもあの時の話をするたびに恨んでいると言われる。あの時から私はママを恨むようになったと聞くと心が今でも痛い😢でも後悔はしていない。逆に大正解とさえ思っている💡

11才でフランスの初等科を卒業して4年が経つ。昔のイギリス系の学校に戻った次女は去年、IGCSE(英国の義務教育修了試験)のフランス語の試験✐をを人よりも3年早く特別に受験させてもらい見事A*をとった👍

そして今年の5月はフランスの大学レベルに必要なフランス語能力試験を受ける。多分受かるだろう。

ちなみにフランスの初等科を卒業してから今に至るまで4年間、週に90分フランス人の家庭教師の元で引き続きフランス語は勉強させている📖フランス語は難しい言語なのと、やばり11才でその言葉から離れてしまうと凄いスピードで忘れてしまう😌

 

恩に着せるわけではないが娘はいつか感謝してくれる時が来るのだろうと思う。

 

私の友人も40年前(その当時インターに行ける人は本当に特別だった)日本の小学校5年生の時にいきなりアメリカのインターナショナルスクールに親に入れられ当時は慣れるまで辛く、本当に辛い最初の数年を過ごし、相当親を恨んだそうだが大人になって初めて感謝できるようになったと言っていた。

次女もそんな風に他人に自分の思い出話ができる時がくるのか。

 

その時にしか出来ない教育は子供の意見は尊重しなくてもいいと思う顔。人生経験の少ない子供は理解できないこと、環境を与えるのは親の役目。

 

子供が嫌がるから、やる気を出さないから、と突っぱねてきてもすぐには諦めない。

果実を味わえるのは早くても10年後先のことだから。子供とのもう一つのバトルに関しては次回へ👋