超スパルタ教育 ”Tiger Mother"を読んだ感想 📕

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10年前、2011年にアメリカでベストセラーになり賛否両論を巻き起こした”Battle Hymn of the Tiger Mother”という本を読んでみた📚 邦題ではTiger Mother (教育ママという意味)と言い、著者のMs.チュアは優秀な中国系アメリカ人の母親(イエール大学法科大学院教授。獅子は子を千尋の谷に突き落とすごとく、敢えて、娘二人に厳しい環境を課すことで生きる力を付けさせようとした実話を綴っている。そして欧米式のゆとり教育を全否定している。この本は欧米の親に対して小馬鹿にしたような上から目線の論調が批判のマトになったのだろうと思う😔挑発的な考えを連発し、論争を呼んだ本なので一読の価値はあると思う。特に小さいお子さんのある方にとって考えさせられる本です📖



具体的にMs. チュアが娘たちに課した禁止事項は以下の通り⇩

 

  • 友人宅🏠の”お泊り”に参加すること(これは欧米では頻繁にある子供の楽しみ)
  • 友達と遊びに行くこと (これもPlay Dateといい、学校終わった後も仲良し仲間と頻繁に遊ぶ)
  • 学芸会に出演すること (欧米では演劇は大事な活動で推奨されている)
  • 学芸会に出演しないことに関して不平を言うこと
  • テレビ鑑賞📺やコンピュータ・ゲーム🎮 
  • 自分で課外活動を選ぶこと (アメリカでは課外活動に参加することは大いに賞賛されている)
  • A以外の成績を取ること 
  • 体育と演劇以外の全教科で1番にならないこと
  • ピアノ🎹とバイオリン🎻以外の楽器を弾くこと

 

なんという過酷な人生を娘に強いているのだろう、、と苛立ちさえ覚えた😞こんな過激な教育は今の時代にそぐわない、一個人として子供を尊重してあげないと良くないよなあ、大人になったら親を恨まないのかしら、下手すればバットで殺されちゃうかも😫これでは創造性を養うことなんてできるのか、この様な教育して優秀な子供に育てることが人生の成功でもなんでもない、、、。スパルタ教育なのか虐待なのか、、、というのが私の率直な感想

 

それでもこの本が一定の評価を得た理由は実際娘たちは学業トップでハーバード大学イエール大学に進学し親の期待通りに育った✨長女は14歳にしてカーネギーホールでバイオリン🎻を演奏するまでの腕前にもなった。さすが一日6時間のバイオリンの特訓をしていたらプロ並みになるのでしょうか👏

 

実際、中国や韓国にはこのような親はざらにいるのでしょう。日本でも音楽🎵、スポーツ🏀、学業✐など一般の場面でこのような親はお見かけすると思う。これに対して批判する気はなく逆に賞賛できる。そこまでやらなけれは世界音楽コンクールで優勝🏆もできないし、オリンピックで金メダル🏅取ることもできない。親子で築いた過酷な成功体験記のテレビ番組でも時々出てくると私たちは感動するのではないか👍

 

ちなみにこの本の訳者であり教育の評論家の斎藤孝さんは、日本はゆとり教育、欧米式の教育の弊害が出て子供の学力低下を引き起こし、ひいては国力が衰えたと論じている😢

 

そもそも、Ms.チュアは一体子供に何を望んだのでしょう。本文で彼女が綴っています📕

”私がもっとも恐れていることは家族の衰退です。中国の古い格言に『繁栄は三世代続くことはない』・・・私は両親に言われたことを思い出しました。慎み深く、謙虚で、質素でいること・・・決して不平を言ったり、言い訳をしないこと・・・人の2倍の努力をして人の2倍の結果を出すこと・・私は娘をダメな子なんかにさせない、豊かさで甘やかさせた子にはしない、一家を衰退させたりはしないと決意した・・・。”

移民として苦労連続一世代目の親が築いたアメリカ生活。それを享受してきた二世代目の彼女のバックグランドから来た、強い信念とか危機感を感じませんか。これ(1割くらい)には共感できました😀残り9割はやはり凡人の私のやり方ではないのかな、と思いました。





 

インターに通いながらも日本語能力を❕

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私の子供は長男が1歳からアメリカの保育園、その下の長女と次女は3歳からインターに通っている🏫その為日本語教育をどう行ってきたかご紹介したい😀

 

実は長男だけは小学4年生の9月から日本の公立の小学校に転校してそのまま卒業している。ある日空手のお稽古🥋で仲間の日本人にからかわれた。”お前、日本人のくせににこんな漢字も書けないのか”、その一言がきっかけになったのだろうか、ある日、日本の学校に転校したいと言い出した。あまりにも強い意志があったのか、息子の好きにさせることにした😉

当然、日本の学校の環境に慣れるのに一苦労したようだったが今思えば大正解だった👍当時4年生の9月に編入したけれど日本語の読み書きレベルは小学一年生📓

しかし小学校を卒業する前には他のお友達と同レベルにまでなった✨

日本語だけではない。日本独特の集団生活の大切さ、自分を引っ込めてでも協調しなければいけない時はそうする、というような技も身に付けるようになった✊

 

かねてから日本語の力を身につけさせたいとは思っていたが、焦るだけで私は何もできなかったように思う。毎年新しいドリル📔を買い揃え、特訓しようと試みたけれど、子供はやる気を起こさない。結局親子共々三日坊主で終わり、挫折してしまっていた😢

 

長女も次女も日本語力が低迷する中、とうとうインターナショナルスクールの日本語の先生に呼び出されてしまった💦”お母さん、相当遅れをとっています。なんとか夏休みに集中して日本語のサポートよろしくお願いします、このままでは日本語が全然できない子になってしまいます。”と言われ、困ってしまった😂もうかれこれ10年も日本語教育を家庭内で自力に試みて失敗続き。中学生になったら強制しても多分反抗したり、やる気さえなくなってしまうだろう。でもいつも私は親であるし、ずっと日本の教育受けて育ってきているから子供の日本語教育くらいできるはずだとたかをくくってきた。

 

我が子供達は両親が日本人でハーフでもなんでもない。

日本人として生まれて日本🗾に住んでいるのに母語の日本語が話せるだけで読み書きができない。確かにインターナショナルスクールに行っている日本人で日本語が出来ない子は多い。学校で週1−2時間の日本語学習時間は足りないのだ。

せめて日本語の力は大学レベルとは言わなくても中学卒業程度のレベルは欲しい☆彡

 

日本人でもインターに通って入ればそんなに母国語の日本語は出来なくてもいいのでは、という意見もよく聞くけれど私は賛成しない。

 

能力さえあればグローバルな時代、いざとなればどこでも生きていけるから英語だけで十分という意見もある。本当にどこでも生きて行けるのか❓

 

私の子供の場合、国籍は日本人。将来アメリカに住みたいと思っても就労ビザが出なかったら唯一働ける場所は日本しかない。近年、英国でもアメリカでも保護主義の流れで就労ビザは簡単に取れない時代になってきた。どんなに能力が高く、現地の企業が採用したいと願ってもビザが取れなくて泣く泣く日本に帰ってきた人を何人も知っている😔

 

いざとなったらどこでも生きて行けるのではなく、いざとなったら帰れる国は日本🗾しかないのだ。私はそういう想いから子供の日本語教育は絶対必要との考えを持っている。

 

話を元に戻すと、結局迷った挙句、😓

 

マンツーマンの某学習塾に入れてみた。1年でみるみるうちに力が付き、年相応の日本語の読み書き、読解力、中学受験向けの問題も解けるようになった❕

 

やはりプロの教師に託せばお金💰はかかるけれどこんなに上達するものなのか、と改めて感心した。

 

母国の日本語教育のチャンス、小学生の間までに確立して置くのが理想。あとは自分でLINE・NEWSを読むようになるでしょう😀

某証券会社グローバルヘッドが語るユニークな採用基準✨

 

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こんにちは❣

 

今日は私の知り合いで某金融機関のNo2である女性の話をしよう。

彼女は私の親友を通して知り合った。3年前の元日に親友宅に招かれて食事をした🍽

10人くらいの集まりでアットホームな中で今年一年の抱負をそれぞれゲーム感覚🎵(くじ引きのように誰が何を書いたのかわからないよう感じでそれぞれの抱負を他の誰かが読み上げる)

 

彼女が書いた紙切れを引いた❕ そこには”one more promotion"と書かれてあった。

彼女がニコニコして言ってきた😄あとひとつ昇進すると社長だから!その上はもうないし、と。

 

彼女の経歴は華々しい✨ 大学は英国オックスフォード、大学院はハーバード。まるで雅子妃のように容姿も端麗🌹

話す言葉は母国語のドイツ語、ほぼ母国語のように完璧にこなす英語、幼少期にロシアに住んでいたのでロシア語もペラペラ、イタリア語も若い頃長期滞在し勉強したので📔イタリア語もペラペラ。日本には長く住んでいるのでおそらく日本語も話せるのだろが聞き忘れてしまった💦

 

彼女は多忙を極める業務の他、毎日のように人材の採用、不採用の決定もしている。

採用の基準は何ですか、と聞いたところ面白い答えが帰ってきた😉

 

”私は学歴とか職歴はあまり考慮しないの、何ヶ国語話せるかだけを見ている”

”そんなの嘘だと思うかもしれないけれど本当にそうしているの😄どんなに優秀な人物でも母国語以外話せなかったら採用しない。自分も多言語を習得した経験から得たものは大きい。言語能力が優れているということはただ言葉を話せるだけでことでない。自分の力で考える創造性、仲間とうまくやっていける柔軟性、物事を多角的に見れる能力が備わっている。私はある時からこの基準で採用しはじめた。そうしたら間違いないことが実証できたから、今でもどれだけ言葉を話すかで決める👍

 

その彼女の子供の言語教育も興味深い。毎朝必ず1時間日本語の読み書きを勉強してから学校に通う🏫学校では全て英語で授業をする。家では彼女の母国語のドイツ語のみ。テレビもドイツ語📺お手伝いさんもドイツ人。このルーティーンは1日も欠かさず徹底しているという。

 

言葉を勉強するのは結局方法論というよりどれだけコミットして積み重ねていくかが大事なのかと思わせる彼女との会話だった😌












ボーディングスクールに子供を送るのは是か非か❓

 

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イギリスには現在500校ものボーディングスクールがある。独立系のUK学校の協議会に寄れば7万人もの生徒がボーディングスクールで学んでいて、そのうち2万6千人は英国以外の生徒たちだ。加えて、政府が運営するボーディングスクールには5千人の生徒が学んでいる。英国には9千5百万人の生徒がいるということはボーダー生(ボーディングスクールに通っている)英国人学生は全体の5%しかいない。
https://www.isc.co.uk/media/4069...



ここで少しUKのボーディングスクールの成り立ちをみてみよう👀古くは6世紀にも遡る。中世の時代古代ローマ帝国衰退にともない教会主導で設立されたのがUKで最古のボーディングである。しかしその後、歳月を大きく隔てて現在の様なボーディングスクールの需要が増したのは16世紀になってから。

その当時英国は北米、カリブ海への植民地化を進め、その後、全盛期には全世界の陸地と人口の4分の1を版図に収めた史上最大の面積を誇った帝国へとなるさきがけであった。

 

各国に行政長官として赴任した英国人は彼らの子供に本国で得られる様な十分な教育を施したいという願い、その需要を受けた英国の繁栄を反映してボーディングも栄えたという事情がある。

 

さて、そんな帝国ではなくなった英国のボーディングスクールが未だ人気である秘密はなぜなのだろうか❓実は英国人の間でもよく是非の議論がされるのがボーディングスクール。私の知り合いには8歳から男の子、女の子を平気で送り出す英国人を多く見てきた。当時は”なんて可哀想なことをするのだろう、まだ親に甘えたい時期なのに。。。😢”と日本人の普通の親であればおもう気持ちである。

 

ボーディングスクールは高額だ💷1年間の学費は500万円から高いところで800万円になる。その様な学校に入れる理由は

 

* 上流階級への仲間入りができる✨ *

 

事実、上流階級の方達の多くは名門ボーディングスクールに子供を送り続けている。しかしただのお金持ちだけではない。UKの名門校に入るためには当然、競争の激しい入学試験がある📝しかもボーディングスクールは高校までなので皆、大学受験をする。英国の上流階級入りは知性も要求される。

 

もう一つの大きな理由としては、

 

* 家庭で教育をするよりもより広い視野や世界観を持った子供に育てることができる✨*

 

これもある意味頷ける。私も他の皆さんも子供を産んだ時点で”教育者”としての地位を与えられる。けれど教育者としての訓練を受けてきたわけではない、しかも論理よりも愛情よりも、偏った親の願いや感情を持って子供に接してしまうことも多々ある。疲れているときに子供にこんな事言うべきことではないことを言ってしまい、反省する経験はないでしょうか❔ボーディングスクールではプロの先生がまさに24時間人間教育をしてくれる。そして子供たちも甘えが許されない環境の中で、自立心を育み他のスクール生と共存している。




事実、私の知り合いで中学から、または高校からボーディングスクールに通っていた男性はお掃除も料理も身の回りのことはちゃんとこなしている。奥さんに言わせれば、楽でとても助かっています、との事😉

 

奥さんも親御さんもボーディングスクールに行った夫、子供を概ね好意的に捉えているが、では肝心の本人はどう思っているのか❓

 

これは一概には言えない。ほとんどの私の知り合いの方は”素晴らしい人生の経験だった、だから、息子にも同じ様にボーディングスクールに入れたい❗” ある人は一言 ”さみしかった”、と😥ボーディングスクールに悲観的だった元ボーダー生は自分の子供を家から通わせる方が多い。楽しいボーダー生活を過ごした方達が子供達に同じ様にボーディングスクールに入れたけれど、当の本人は嫌で1、2年で帰ってきてしまった、という話も聞く。

 

その他の事情として、奥さんと離婚した四人の子供を養育する父親に出会った。仕事が大変だからボーディングに入れたいとの事。もう1人こんな方もいた。母親と上手くいかなくて13歳の時、自らボーディングスクールに行きたいと申し出た子供。

 

親の意向が大きく影響するボーディングスクールという選択、でも結局は当の本人に合っているのか、本人の意志が一番大事なのだろう🙂 

 

最後に、

 

ボーディングスクール賛成派の方達がまず語る理由 ”より広い視野とか世界観”といえば...第一次世界大戦イートン校のエリート生たちが誰よりも進んで最前線の戦場に志願し死んで行った歴史を思い起こしますね。自宅通いの男子は足がすくんで拒絶していた状況だったとか。勇気とかリーダーシップ、愛国心をもち国のために命を捧げた姿は素晴らしい❗(私は戦争は大反対だけれど)

 

ボーディングスクールは、ただ良い大学に入るためとか、エリート集団の一員になる、上流階級の仲間入りというだけではないのですね。その為かUKのボーディングスクールは勉強だけではなくスポーツ🎽でメンタルを鍛える事、仲間との強調することにも貢献している様です。

 

皆さんはどっち派ですか❔








長男18歳👦英国、大学受験のAレベルの試験(日本で言うところセンター試験)📝

 

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英国のシステムはとっても独特。国公立に行きたければ日本ではセンター試験と各大学の試験、アメリカではSATまたはACT。英国ではAレベルという名の試験があります。不公平感が出ないよう全世界一斉に各国で同じ時間にスタートします⌚

 

センター試験も一発勝負なようにAレベルも一発勝負💦

 

アメリカで求められるSATやACTは何度でも受けることができ最高得点を提出することができます。

だからAレベルは緊張感が一段と高まります。評価はA*、A、B、C、D、・・・と続き最後は最下位のU。Uとは評価不能のレベル。"Unmesureabel"😥

 

オックスフォードやケンブリッジを狙う生徒は当然3科目全てA*が要求されます(学部によって違いますが)。試験科目は3つが普通。4つとる勇気ある生徒もいます。たったの3つ❓と思われがちだけれど、かなり深い知識と理解が要求されます。日本とアメリカでいう大学一年生レベルの範囲が試験に出てくるからです。

 

例えば息子は将来コンピューター・サイエンス、いわゆる、人工知能などIT系に進みたいので3つの科目は以下を選択しました。

 

物理

数学

高等数学 (機械工学、統計、**)

 

英国の大学は日本やアメリカ、その他ほとんどの国とは違い3年間で卒業できます。なので自分が大学で何を勉強したいのか、将来何を目指したいのかを決めていないと大変😭リベラルアーツ系一般教養の授業などなく、直ぐに専門教科の授業が始まるからです。

 

実際、息子の友達で将来の方向性が定まっていない子供達は大勢いて悩んでいます。

当たり前でしょう、高校3年生で本当に自分がやりたいことを決めるのは大きなプレッシャー💦

人生、あっちフラフラ、こっちフラフラ色々挑戦し、経験してみて初めて自分の天職なるものが定まってくるのではないでしょうか。

 

本来ならば、日本やアメリカの大学のように一般教養過程(リベラル・アーツ)があり、その中で幅広い教養を学びながら、3、4年生でやりたい専門分野に絞ってくのが良いのかな、と個人的に感じます🙂

 

でも逆に将来自分はこれになる❗と、すでに決めている生徒にはとても優位な試験。得意科目は苦痛でもなんでもなく、楽しいから、好きだから自分でどんどん勉強する意欲も出てきます📝

 

完全に理系に進む生徒は日本では必須である国語などの試験は受けなくていい👍自分の得意科目で勝負できる。しかも選べる科目の数は50科目くらい(会計とかヘブライ語とか・・・)。日本と違ってとても融通がきき、専門性を重視してくれます🙂でも理系だからといって国語をとっても大丈夫。ただ入学担当官としては専門性重視しているので ”おや❔”と思うし、希望学部によっては戦略的にあまり有利な選択とは言えないかと思います。



では実際どんな試験内容なのか。3科目でも実際のテストは9つに分かれるため9つの試験日があり、各テストはおおよそ2時間⌚択一式の問題もあるけれど、多くの高得点を狙う問題は記述式になっています。途中どのように計算したのか、考えたのかも論理立てて説明しなければいけません。全くわからなかったら0点、でも途中まで考えた部分が正解ならある程度点数くれる仕組みになっています。

 

試験官の不公平感が出ないように2人体制で採点するので採点する方も大変な試験になっている。ゆる〜い採点者に当たるといいな⭐と思いつつ、息子の場合は論理型の試験科目が多いのでやはり正解・不正解が明確に採点できるのでしょう。

(ちなみに試験結果に納得いかなければ試験官に対する異議申し立てもできるシステムだそうです✨なんて公平性を重んじる英国。こんなの日本ではありえない。ただでさえ不正が暴露され学校側に対する不信感しかありませんよね)

 

息子は夜の9時スタートで11時に終わった試験もある🌙他の科目をとった生徒は朝の4時に始まった場合もあったよう。集中できるように直前の生活で寝る時間や起きる時間をずらして整えていかなければいけない。サポートする親も大変なんですね😓ある日の朝大きな声を出していたら「まだ寝ているから起こさないで!」と怒られてしまいました😅

 

 

試験は6月、結果が出るのは8月、9月には行きたい大学を選定そしていよいよ留学🛫

とてもタイトなスケジュール、もう少し余裕を持って留学準備できるようにしてほしいな、とは思います🙂

 

可愛い子には旅をさせよ❕13歳で単身カリブ海のドミニカ共和国へ6ヶ月留学した長男の話。成田でバイバイ (in 2015)

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長男👦は都内の公立小学校を卒業したのち、9月から都内のインターナショナルスクールに通う予定でした。

しかし、すでに日本語と英語はネイティブレベルだった彼にとって、第3言語をするなら今だと思い、ドミニカ人の古くからの親友がお世話をひき受け入れてくれるという事で本人も私も即決で留学を決めました✨

 

現地の私立の小学校に6ヶ月入れてくれ、息子を長期にわたり預かってくれた友人には今でも感謝しかありません😃他人の子供を預かるとは相当な覚悟がないと普通できません❕

 

成田まで見送りに行き 🛫成田🇯🇵→ NYまで13時間🇺🇸 → 乗り継ぎ便待つこと5時間⌚ → NY→ 🇩🇴ドミニカ共和国🇩?🇩🇴🇩🇴🇩🇴🇩🇴🇩🇴🇩🇴🇩🇴🇩🇴🇩🇩🇴?🇩🇩🇴🇩🇴?🇩?

 

1人で行ってもらいました👜お互い感傷的な部分一切なく、さらり、と行ってくれ意外にも気楽に子供を海外へ出せるのだな、という感想です😊

 

6ヶ月のドミニカ共和国での生活で収穫したこと:

収穫その① スペイン語をマスター

私がスペイン語を話すので、恥ずかしがって私の前でベラベラ披露することはないけれど、ある日帰国して来てYou-Tube でチリ(南米のスペイン語圏の国)のお笑い番組を見ていてゲラゲラ笑っていたのには驚きました😲「面白いから、ママにもシェアしたよ」、と言われたけれど私はお笑いのツボがわからずに・・・😅なんと返答したのか今でも覚えていません💦

 

やはり、相当のスペイン語力が鍛えられたのか、と感心❗子供時代に語学を習得するのはこんなにも簡単なのか、お金も時間も最安値&最短コース👍発音も綺麗✨偏見もなく純粋に文化も受け入れる真っ白な状態。これが理想👌

 

収穫その② 身体的な成長👦

帰って来る頃には声変わりしていた。😉体格も全てが見違えるようになった。ちょうど男の子から身体も大人へ成長する時期であった💪私は母親だからそのような微妙な時期の息子を預けられたのは、楽でした🎵



収穫その③ ラテン文化を吸収

 

ラテンといえば情熱的な音楽🎶とダンス💃ドミニカ共和国といえばラテン音楽通の人ならば知っていると思うがメレンゲ発祥の地。(ちなみに日本人にとって一番有名なドミニカ人といえば昔中日ドラゴンズにいたセミ・ソーサ)

 

イメージではキューバに近い文化を持つ国。お隣は世界で最貧国のハイチと島半分を共有している国。ドミニカ共和国の国民はやはり明るくてノリの良いイメージがあるが、音楽もテンポがよく、腰をぐにゃぐにゃ動かして踊るダンスを長男は習得して来たらしい😆

今でもラテン音楽は大好きなようでよく聞いています。🎧

 

収穫その④ 日本の安全、安心の治安を再認識

 

安全はただではない。自由に家の外を歩き回れるのは日本だけ

 長男が一番苦痛であったのは自由に家の外に出られなかったこと。😥コンビニ1つ行くにもホームステイのお父さんの付き添いでなくては外に出してもらえなかった程。当然学校の送り迎えも車、テニス🎾やスペイン語の塾に行くにも車🚙ホームステイのお父さんは弁護士で忙しい方、その息子も大学生で忙しかったはず💦13歳になる子供が1人で家の外を自由に出入りするのは日本では当たり前だけれど、ドミニカ共和国ではNG🙅

 

その自由が突然奪われ、鳥かごの中の小鳥状態はしんどかったようです😢

お世話する方も相当しんどかったのではないでしょうか。

 

日本の治安の良さは他の国にはない誇れるところ✨当たり前に与えられて来ている我々日本人にはそのありがたさがわかりづらい、けれど13歳の息子は初めて海外で生活して得られた日本の良さ。離れてみないとわかりませんね😃13歳が外からみた自分の国。思うことはたくさんあるはず。アイデンティティーを確立する時期なだけに、これも素晴らしい経験👍

 

最後に、長男が得た最大の収穫❗

その⑤ 礼儀作法

ドミニカ共和国へ行く前の息子はごく普通に親に育てられた子供。できていたことはご馳走さまの後に食べたものを流し台に持って行くこと、だけ。

 

でも帰国後の息子はこんなにも変わったのです〜😉

 

買い物袋を私が持っていたら、さっ、と持ってくれ✨

私がドアを開けようとしたら、さっ、と先回りして開けてくれ✨✨

流し台に食器が溜まったら、さっ、と片付けてくれ✨✨✨

 

レディー・ファーストというマナーは英国か西洋の文化だと思ってた私は帰国してからの息子の礼儀作法に感銘を受けました😊まさかドミニカ共和国からこのようなお土産まで持って来るとは。発展途上国ドミニカ共和国で(本来は経済力とは関係ないけれど)このような身のこなしを覚えて来たのはホームステイ先の家庭教育と社会一般に受け入れられてる常識なのでしょうか・・・

 

しかし半年も経たないうちに洗練された身のこなしが薄れて来たのはやはり家庭教育が大事であるということでしょうか😂

次女の夏休み中国語留学🛫

 

 

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現実的に、忙しいティーンが日本に住みながらできることといえば語学学校に入り定期的に学習すること📕そして長い夏休みを利用して中国への1ヶ月の留学🛫ここではインプットしたものをアウトプットする長期実践学習の場として考えています。

 

台湾VS中国本土?

まだ13歳なので安心第1に(水、空気、治安、心理的な要素)考え、台湾か中国本土どちらにしようかかなり悩みました。多くの人の意見を聞いたところ、中国人ですら「台湾の方が安心できるのでは」「まだ、13歳だから」「台湾は親日だし」という意見がほぼ100% 

ただ1つ問題なのが受け入れてくれる語学学校。台湾の台北で13歳を受け入れてくれる学校を1つだけ見つけたけれど住むところに関しては「アパート紹介します」と言われてしまいました・・・😓

 

13歳の女の子が1人でアパートに1ヶ月なんて当然できません😢

 

そしてようやく、日本で信頼できる中国人の友人に頼み込んで1ヶ月丸ごと世話をしてくれる人を見つけてもらいました✨私のお友達の親友で、天津在住のウェンディーちゃん(27歳)が偶然中国語の教師の免許も持っているので中国語のレッスンを1日4時間程度教えてくれます。

 

日本であればどこにでもいる真面目でおっとりした、癒し系おねえさんタイプ👩‍💼中流家庭のお育ちの良さそうな方。在宅で仕事しているのでつきっきりで面倒みれるとの事🏠しかもお金が欲しくてホームステイを受け入れる訳ではないところが重要な要素です💡(海外のホームステイ型は生活の足しにする為に語学学校と提携しており問題のある家庭も見受けられる)

 

学習時間はたったの4時間だけではありません。。実際の現地での生活では日本語英語は一切使わないというルール(緊急時以外は)だから寝る時間を省いて1日15時間が学習時間となります👍

 

次女とウエンディーとの1ヶ月のホームステイ型中国留学🛫、ワクワクする夏休みはもうすぐ❗

 

メニューはこんな感じです

・1日4時間の語学学習

・実際起きてから寝るまで15時間生活の全ては中国語(身振り手振り、辞書引きながら、を想定)

・卓球、スポーツ施設で汗流し🏓

・週ごとに天津、北京、上海、大連に旅行しながら中国を知る

・ウエンディーの家族、友人のところへ頻繁に出かけて行きいろんな人と話す。同じ年代の子供も紹介してくれるそうなので友達になれると本人もテンション上がると思う⤴)

・大好きな中国料理🍳をウエンディーのお母さんにちょくちょく教えてもらう

 

親としては本場の小籠包とか肉まん、餃子🥟をマスターして帰って来てくれたら私のお仕事が少し楽になるかもと期待しています😉

 

⭐️ 旅の成果報告は次回へ