忘れられない体験

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今でも覚えています。アメリカ、ピッツバーグに移り住んで5箇所くらいの保育園を選んで最終的に一つの学校に決めたのち、そこで長男の新しい学校生活が始まって3日目のこと。

一緒に学校の施設から出ようとエレベーターに乗ろうとした時にエレベーターのボタンを指差して長男が発した言葉👦

 

”ぷっしゅ、ぼたん、ぷっしゅ、ぼたん” (Push the botton)👆



それからいく日か経って不思議な出来事がありました。

 

スプーンのことを ”ふぁびゅらす”(英語で素晴らしい、という意味)というのです🥄

私がこのことを先生に話すと、先生は「なるほど〜😄」と言いながら、先日箱の中から何かが出てくるゲームをしたことを教えてくれました。

 

長男が開けた箱の中からスプーンが出てきて先生は”ふぁびゅらす!” ’素晴らしい! と叫んだというのです。

私は「なるほど」と思いました。2歳児の息子が言葉を覚えるのに、エレベーターのボタンをボタンと言うとか、ぷっしゅという言葉が動詞の命令形だと理解しているのではなく、スプーンをふぁびゅらすという言葉だと言われた通りにそのまま認識したとは、、、😉

 

子供が普通の生活の中で何の文法の理解もないままに、敢えてこちらから押し付けがましく教えてもいないのに言葉を吸収する速度は衝撃的でした😲

振り返ればここからが子供のバイリンガルのスタートでした✨

 

この体験から私は子供が何もわからない状態で言語学習を学習だと思わないうちに始めることが得策と考えました💡

 

18年前は今の様に東京にインターナショナルスクールも多くなく、当時はお稽古としての英語もいまよりも流行っていない時代でした。

多言語をスタートしよう。そう思いながら3人の子育てに積極的に多言語を取り入れてきました。